ジョン・メイヤー

ジョン・メイヤー(John Mayer)

こんにちは!ティールミュージックスクールです。本日は現代の3大ギタリストのジョンメイヤーについて説明します!
ジョン・メイヤー(John Mayer)は、アメリカのシンガーソングライター、ギタリストで、卓越したギタープレイとソウルフルな歌声で知られており、ポップ、ブルース、ロック、カントリーなどさまざまなジャンルで活動しています。

代表曲には「Your Body Is a Wonderlannd」、「Gravity」、「Slow Dancing in a Burning Room」などがあり、グラミー賞も受賞しています。

ジョンメイヤーはギタリストとしても高く評価され、エリック・クラプトンやB.B.キングなどのレジェンドと共演する機会も多くあります。また、Dead & Companyというバンドでも精力的に活動中です。

歌詞は繊細で感情的な表現が多く、恋愛や人生について深く考えさせられるものが多いのも特徴的ですね。
あの世界的なシンガーソングライター、テイラー・スウィフトの元彼としても名を馳せています。

ジョン・メイヤーの使用ギターは?

ジョン・メイヤーが使用するギターは、ジョンの音楽スタイルに大きく影響を与えていますし、ジョンのつくりあげる音楽の大きな要素を占めているといっても過言ではありません。特に注目すべきギターをいくつか挙げてみます。

Fender Stratocaster

ジョン・メイヤーの代表的なギターはフェンダー・ストラトキャスターです。ジョンは長年にわたり、カスタムショップ製のストラトキャスターを愛用してきました。このギターは、彼のブルース・ロックスタイルやクリーンでソウルフルなトーンに非常にマッチしています。
John Mayer Signature Stratocasterというジョンのシグネチャーモデルも一時期販売されていましたね。

Fender Custom Shop Black1 Stratocaster

ジョンが2004年から2008年頃によく使用していたギターで、ジョンのファンの間では非常に有名です。このギターは彼のアルバム『Continuum』のレコーディングやライブで頻繁に使用され、独特のビンテージ感のあるトーンが特徴です。このギターはFender Custom Shop のマスタービルダーであるJohn Cruzによって2004年に作成されたもので本人にとっても特別な思いがあるギターですが、ジョンの心はfenderからPRSのギターへと移行していくことになります。ジョン曰く、「fenderは変わってしまったんだ」とのことでした。

PRS Silver Sky

2018年に、ジョン・メイヤーはPRS(Paul Reed Smith)と共同で「Silver Sky」という新しいシグネチャーモデルを発表しました。このギターは3シングルのピックアップを搭載したフェンダー・ストラトキャスターに似たデザインですが、ジョンの好みに合わせて細かい部分が調整されています。ジョンは現在、このギターをメインに使用しています。個体差のないギター、ヴィンテージサウンドの再現性を気に入っているようですね。

Martin OM-28 John Mayer

ジョンはアコースティックギターもよく使用しており、特に「Martin OM-28 John Mayer」というシグネチャーモデルが有名です。このギターは、彼のアコースティックセットやソロパフォーマンスでよく使用され、ウォームでリッチなサウンドが特徴です。
ジョン・メイヤーのアコースティックギターを使用したライブ

ジョン・メイヤーは、ギターのセッティングや音作りにこだわりが強く、エフェクターやアンプの選択にも独自のスタイルがありますが、特に彼のギタートーンを支えているのはこれらのギターです。

ジョンメイヤーの評価は?

ジョン・メイヤーは、音楽業界で非常に高い評価を受けており、以下の点で特に称賛されています。

ギタリストとしての評価

ジョン・メイヤーは卓越したギターテクニックで知られており、ブルース、ロック、ポップなど幅広いジャンルに対応できるギタリストです。
基本的にはブルースの王道ペンタトニックスケールを巧みに駆使してその圧倒的なセンスで心地のいいサウンドに仕立て上げます。
ジョンのギタープレイは、エリック・クラプトン、ジミ・ヘンドリックス、スティーヴィー・レイ・ヴォーンといったギタリストの影響を受けており、その技術と感情的な表現力が高く評価されています。エリック・クラプトンはジョンを「新世代のギターの旗手」と評価していることからも、次世代のギターヒーローと言えるでしょう。
ジョン・メイヤーとエリック・クラプトンのライブ

シンガーソングライターとしての評価

ジョンはギターだけでなく、作詞作曲にも優れています。彼の歌詞は、個人的な感情や哲学的なテーマを巧みに表現しており、深い洞察や感情を引き出す力があると評価されています。「Your Body Is a Wonderland」「Gravity」「Slow Dancing in a Burning Room」など、多くの楽曲がヒットし、その歌詞の繊細さとメロディの美しさが人気の要因です。

ライブパフォーマンス

ライブパフォーマンスでも非常に評価が高く、特に即興演奏やギターソロは彼のライブの大きな魅力です。ソロでのパフォーマンスや、Dead & Companyでのジャムバンドスタイルの演奏もファンから絶賛されています。
Dead&Companyのライブ

多様性と進化

ジョンはキャリアを通じてスタイルを進化させ続けており、ポップロックの出発点から、ブルース、カントリー、そして最近ではグレイトフル・デッドの精神を引き継ぐDead & Companyへの参加など、多様な音楽ジャンルを探求しています。このような多様性は、彼が単なるポップスター以上の存在であることを示していると言えるでしょう。

批判と再評価

今となっては高い評価を受けているジョンですが、初期の頃は「Your Body Is a Wonderland」などのポップソングがヒットしたことで、一部の批評家やリスナーから「商業的すぎる」と評価されることもありました。しかし、アルバム『Continuum』(2006年)をリリースした頃から、よりシリアスなアーティストとして再評価され、特にブルースとソウルを取り入れた楽曲が注目を集めています。

総合的に見て、ジョン・メイヤーはその卓越したギタープレイと作詞作曲の才能で、現代の音楽シーンで非常に尊敬される存在です。ジョンの音楽は、感情的な深さと技術的な美しさが融合したものとして、多くのファンとミュージシャンから支持されています。新世代のギターヒーローとして、これからも音楽界を賑わせて欲しいですね!

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