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オートメーション編集

こんにちは!ティールミュージックスクールです!今日はDTMでのオートメーション編集に使うRead(リード)Touch(タッチ)Latch(ラッチ)Write(ライト)の違いを説明していきます。

これを知っておくと、オートメーションをいちいち入力する手間が省けてミックス作業の時間短縮にも繋がります!
トラックのオートメーションを、一つずつ点を打ちながら入力するのが面倒くさい!という方にはお役に立てるはず!
今回ご紹介する方法を使えば曲を流しながらマウスでフェーダーをドラッグして上下するだけで、トラックのオートメーションを変化させることができるからです。
今回は曲中のボリュームを変化させることを例に説明していきますが、エフェクトのオートメーションでも使用可能です。是非それぞれの違いを知って活用してみて下さいね!

Read(リード)

使い方→既に記録されているボリュームのオートメーションを再生中に適用するモードです。Logicではデフォルトの設定になっていることからも、基本的にはこのReadが初期設定となります。

具体例

例えば、あるトラックで最初はボリュームが低く、サビに向けて徐々に大きくなるようにオートメーションを記録していたとします。リードモードでは、この既に設定されたボリュームカーブが再生時にそのまま適用され、変更することはできません。

Touch(タッチ)

使い方→手動でボリュームフェーダーに触れている間だけオートメーションが変更され、手を離すと元のオートメーションに戻ります。

具体例

ボーカルをレコーディングしたらサビ部分だけ声が大きくなりすぎて、音量を下げたいとします。タッチモードではフェーダーを下げている間だけ(この場合サビ部分だけ)音量が下げられ、手を離すと元の設定されていたボリュームのオートメーションに戻ります。特定の時間だけ音量を調整したい時に便利です。

Latch(ラッチ)

使い方→一度フェーダーを操作し始めると、その新しいボリューム設定が維持され、操作をやめた位置にボリュームが固定されます。

具体例

ボリュームフェーダーをサビで一度上げ、サビが終わってもその上げた音量を維持したい場合に使います。フェーダーを上げた後、手を離しても新しい位置の音量が記録され続けます。部分的に変更したボリュームを持続させたい時に適しています。

Write(ライト)

使い方→再生中(楽曲再生~停止まで)ボリュームオートメーションを上書きしていくモードです。

具体例

曲全体を通してリアルタイムでボリュームを調整していきたい場合に使います。再生中にフェーダーを動かすと、その動きがすべて新しくオートメーションとして記録され、既存のオートメーションは上書きされます。ボリュームオートメーションを一から新しく作成したい場合に便利です。うっかりこのモードで再生すると全て上書きされるので注意が必要です。

まとめ

Read(リード): 記録されたボリュームのオートメーションをそのまま適用する。
Touch(タッチ): フェーダーを触れている間だけ音量を変更し、手を離すと元の設定に戻ります。
Latch(ラッチ): 一度ボリュームを変更すると、その変更後の設定を保持。
Write(ライト): 再生中、常にボリュームの動きをリアルタイムで新しく上書きしていく。
参考URL

それぞれのモードを適切に使い分けることで、より意図した通りの音量変化(エフェクトの変化)をつけられます。
是非皆さんも使ってみて下さいね!

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