初心者が最初に覚えるべきコード3つ

初心者が最初に覚えるべきコード3つ

なぜ最初のコード選びが重要なのか

ギターを始めたばかりの人が最初に直面するのが「どのコードから覚えればいいのか?」という問題です。コードは音楽の基礎であり、最初にどのコードを選んで練習するかによって、挫折のしやすさや上達のスピードが大きく変わってきます。

このコラムでは、初心者でも無理なく覚えられる3つの基本コードを紹介し、それぞれのポイントや練習方法をわかりやすく解説していきます。

1. Cコード|最初に覚える基本形

Cコードは、ギター初心者に最も推奨されるコードのひとつです。指3本で押さえる形ですが、指の配置や押さえる弦が比較的シンプルで、初心者にも理解しやすい構造になっています。

押さえ方のポイント:
人差し指は1フレットの2弦、中指は2フレットの4弦、薬指は3フレットの5弦。フォームを崩さないように、手首の角度にも注意しましょう。

2. Gコード|使用頻度の高い定番コード

Gコードは、ポップスやロックなどさまざまなジャンルで頻出するコードです。フォームが広いため、最初は指が届きづらいと感じるかもしれませんが、使えるようになると演奏の幅が一気に広がります。

特にCコードやEmコードとのコードチェンジの練習にも最適で、3コード進行の基本として学ぶことができます。

3. Emコード|最も簡単なマイナーコード

Em(Eマイナー)コードは、わずか2本の指だけで押さえることができるため、初心者にとって非常に覚えやすいコードです。CやGと組み合わせて使うと、シンプルながら感情豊かな響きを作ることができます。

フォームの注意点: しっかりと指先で押さえて、他の弦に触れないようにしましょう。音がこもったり鳴らなかったりする場合は、指の角度を調整してみてください。

初心者向けコード練習のコツ

  • 1日10分の練習でも、継続することが上達の鍵
  • 最初は1コードずつ、音がしっかり出るように練習する
  • コードチェンジの練習には、メトロノームやリズムアプリを使うと効果的
  • 簡単な曲(例:「Stand by Me」など)を使って実践的に練習する

よくあるミスと対処法

初心者が陥りがちなミスとして、「弦がきちんと鳴らない」「コードチェンジが間に合わない」などがあります。これは誰でも通る道ですが、最初はゆっくり・確実に弾くことが重要です。

また、焦って速く弾こうとするとフォームが崩れてしまうため、必ず正しいフォームで練習するようにしましょう。

まとめ

ギター初心者にとって、最初に覚えるコードはとても重要です。このコラムで紹介したC・G・Emの3コードは、覚えやすく、実践的にも使える基本中の基本です。

練習を継続することで、自然とコードチェンジも滑らかになり、楽曲に合わせて弾く楽しさがどんどん広がっていきます。焦らず、地道に、音楽のある日々を楽しんでください。

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