こんにちは!自由が丘ティールミュージックスクールです!今日はオンコードについてです。
ギターやウクレレで弾きたい曲があると、その曲のコードを調べて弾いてみることが多いかと思います。
CとかEm、AmやGとかなら押さえられるけど、たまにG/BやC/E(GonBやConEも同じ意味)という表記を見かけることがないでしょうか?
これって最初に見ると意味が分かりませんよね。G/Bが出てきたらえ?Gコードなの?それともBコード?ハーフ&ハーフ!?みたいな感じに私はなってました。笑
実は、これをオンコードと言います。もしくは分数のように見えるので分数コードとも言います。
ではオンコードにはどういう意味があるのか?
G/B(GonB)を例えにすると、Gコードだけど、一番低い音をB(シ)にしてね!という意味があります。
基本的にGから始まるコードの一番低い音(ルート音)はG(ソ)と決まってます。GmだろうがG7だろうが、Gsus4だろうがGadd9だろうが、Gから始まるコードの一番低い音はG(ソ)の音なのです。それを違う音に変化させたい時に使うのがオンコードということになります。
オンコードを無視してしまう時もある?!
ちなみにこのオンコード、実はウクレレでは無視してしまうことが多いです。
何故なら弦が4本しかなく、最も低い音を決めてしまうとコードがかなり制限されてしまい、演奏が困難になってしまうからです。
他にはバンドで演奏する時も無視してしまう事が多いですね。バンドには通常、ベースがいるからです。ベースがいる時は、一番低い音のことを全てベーシストにお任せしてしまうので、ギターやピアノはコードのルート音以外だけ弾いていればいいということになります。
そもそもオンコードって必要?
しかしながら、ピアノやギターで一人の伴奏となると、多少面倒でもオンコードをしっかり弾いてあげた方がいいですね。
ではなぜ、そんな面倒なことをするのでしょう?
その理由は、ベースライン(低音のメロディーライン)をよりメロディックにしたいからです。
普段何気なく聴いているとあまり印象に残らないベースラインですが、よくよく聴くと素晴らしいメロディーラインになっていることがあります。
最近ではVaundyの「踊り子」が非常に印象的なベースラインとなっていますね。
またそのほかのオススメは、やはりビートルズです。ポール・マッカートニーのベースラインは本当に素晴らしいので、皆さんも是非聴いてみて下さい。