習い事って音楽だけでも様々な楽器がありますよね?パッと思いつくだけでもピアノ、ヴァイオリン、フルート・・・実に様々な楽器があり習い事があります。

その中であえてギターを習わせるメリットはどういったものでしょうか?

ギター講師歴15年の現役ギター講師が、長期的視点でご紹介したいと思います。

子どもの習い事にギターを習わせるメリットとは?

「子どもに何か音楽の習い事をさせたい。」

「まずは王道のピアノから始めさせよう!」

と意気揚々と始めてみたけど続かない・・・。こんな経験ありませんか?

実際に当スクールでもピアノを挫折してギターの体験レッスンに来るお子様が多くいらっしゃいます。

皆さん一様に仰るのは、「子どもが嫌がって行きたがらなくなった」ということです。

ギターでは入り口がたくさんある

ピアノレッスンは150年以上の歴史がある「バイエル」といった教則本もあり、非常に体系化され効率よく上達できるようなカリキュラムが整っているのですが、残念ながらこれについていけない子どももそれなりにいる印象があります。

そういった面に比べ、ギターは歴史が浅く、まだ統一されたカリキュラムもないため色んな入り口があるのがいいところです。

具体的にはメロディー弾きやコード弾き、右手のストローク練習がそれに該当します

ギターは音楽の3大要素であるメロディー、和音、リズムのどこからでも練習をしていけるので、子どもの興味を引き出す方法がたくさんあります。

実際にレッスンでも、「この子はメロディーが好きだな」という子にはメロディーを弾いてもらい、「和音で伴奏するのが好きそうだな」といった子にはコードを覚えて弾いてもらったりしています。

このように子どもの興味を最大限引き出しながらレッスンができるのは、子どもにギターを習わせる最大のメリットと言えるかもしれません。

将来軽音部で活躍できる可能性が高い

当スクールで保育園の年長や小学生の低学年からギターを始めた子は、かなりの確率で中高生になってから軽音部や同好会でバンド演奏をしています。

私の世代では軽音部といった部活そのものがまだあまり広まってはいなかったのですが、最近ではかなり多くの中学、高校で軽音部があって本当にいい時代になったな〜と感じますね。笑

基本的に、ギターを格好良く感じるのは中学、高校生くらいからが多いのですが、大学生になってからサークルでバンドを組むような子もたくさんいます。

そんな中、少しでも早く始めてギターをある程度弾けるようになっておくと軽音部やバンドのメンバーから一目置かれるのは間違いありません。

年をとってからも楽しめる

これは意外と盲点かと思うのですが、ギターというのは年齢を重ねても場所を選ばずに楽しめる楽器です。

「ピアノは住居の関係から家に置けない」

「昔、吹奏楽部で金管楽器をやっていたけど、家で練習できないし社会人になってから楽団に入るのも難しい」

そんな声をよく聞きます。

もちろん、ギターもそれなりの音量が出るのですが、弱音器やヘッドホンを使えば一般的なマンションでも十分練習可能です。

バンドだと3、4人でも出来てしまうので、社会人になってもスケジュールの調整がしやすいというメリットもあり、50代以上になってからも古いご友人と一緒にバンド活動をされている方もたくさんいらっしゃいます。

そういった生徒さんを見ていると、思わず素敵な歳のとりかただなと感じますね。

子どもの習い事にギターを習わせるデメリットとは?

続いてデメリットについても正直に話そうと思います。

ギターは音を出すまでが遠い

先ほどピアノに比べて色んな入り口があるとお話しましたが、実際に音を出すまでの大変さでいうとギターの方が大変だと思います。

その理由はギターという楽器の特徴上、「左手で弦を押さえ、右手で弾く」という二段階の動きが必要になるからです。

例えばドレミファソラシドを音階で弾くのはピアノではそれほど大変ではないかもしれませんが、ギターではいきなりスラスラと弾くのは難しいかもしれません。

指が痛くなることもある

これは子どもに限った話ではありませんが、ギターの弦を押さえる際に左手が痛くなるということもあります。

できるだけ調整されたギターで弾けばそれ程問題ないことが多いのですが、調整されていないギターでは弦を押さえるのが大変になってしまい子どもが痛がってギターを弾きたがらないという可能性もあります。

個人的には、どうしても指が痛いという子どもにはウクレレを最初に弾いてもらうことも多いです。

ウクレレはナイロン弦で押さえ心地もよく、小ぶりで抱えやすいので子どもでも弾きやすくなります。

ウクレレからギターに移行する際も何も弾いてこなかった子に比べて格段にスムーズなので、決して無駄にはなりません。

まとめ

いかがでしたでしょうか?子どもにギターを習わせるメリットとデメリットについて解説しましたが、個人的には子どもが興味のある楽器を習わせるのが一番ではないかと思います。

興味、関心に勝るものはありません。

皆さんも自分の子どもが何に関心があるか、注意深く観察してみて下さいね。


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