歌をうまく歌うために大事なのは、大まかに分けて三つあります。
①呼吸
②響き
③脱力
今回は、②の響きについてです。
『響き』と言われても、ほとんどの方はピンと来ませんよね。
でも、歌も、どんな楽器(電子音を除く)も、この『響き』が、とっても重要になってきます。
例えば、ビンテージものの、高級なギター。
安いギターと何が違うと思いますか?
大きな違いは、『音の良さ』と答える方が多いのではないでしょうか。
その『音の良さ』を決めているのが、『響き』なのです。
熟成されたいい木材でできたギターは、いい音で響きます。
歌でも同じように、体の使い方によっていい音で響かせてあげることが可能なのです。
歌の場合、響かせる場所は主に三つあります。
①鼻腔
②咽喉
③胸部
特に重要なのが、①の鼻腔の響きです。
これを鼻腔共鳴といいます。
プロの歌手で、この鼻腔共鳴を意識していない人はいないんじゃないでしょうか。
この鼻腔共鳴をマスターする事は、ボーカルのボイストレーニングを始めるにあたってまず一番にやるべきことです。
呼吸法と並ぶくらいとっても大事なことなので、しっかりマスターしましょう!
次回は、この鼻腔共鳴のやり方について記事を書きたいと思います!
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