こんにちは!自由が丘ティールミュージックスクールです!
今日のテーマはボイストレーニングとライブについて!
歌を上手くするためにとっても有効な、2つの相乗効果について説明したいと思います。
ボイストレーニングだけで終わらないために
歌を習いたい理由は人それぞれですが、せっかく上手くなったら他の人に聴いてもらいたいですよね?
ただ、ボイストレーニングをして上達した実感があるのに、実際ライブやカラオケで歌うと上手く歌えない・・・ということがあるかもしれませんね。
その理由は大きく分けて2つあります。
音響機器に慣れない!
やはりライブハウス等の大きなスピーカーから流れる音は気持ちのいいものです。
自分の歌が大音量になって客席まで届くとなると思わず自分に酔ってしまうかもしれませんね。笑
しかしライブハウスでは、足元にあるモニタースピーカーから出る自分の声や自分のギターの音を聴くことになることが多いです。
そしてこのモニタースピーカーから出る音の調節がとても大切になってきます。
リハーサルが出来る場合はこの音をしっかりとチェックした方がいいでしょう。
まずは音量。大き過ぎるとかえって歌い辛くなることもありますし、ギターを弾く場合はギターの音量とのバランスも気にしなければなりません。
また、リバーブ等の残業音も調節してもらうといいでしょう。
いずれの作業もライブハウスのPA(音響)さんにお願いする訳ですが、PAの方は色々な知識を持っておられます。非常に勉強になることが多いので、仲良くなるといいですよ!
カラオケで挑戦する場合は自分でマイクの音量やオケの音量を調節してみるといいと思います。
また、マイクの距離感も大切です。
どれくらいの距離感で歌うのかをしっかりと意識しましょう。
特に低音を強調したいときはよりマイクと口を近づけるのがコツです。
これは近接効果と呼ばれているものですが、マイクとの距離感が近いと、マイクが低音部分をしっかりと拾ってくれますよ。
人前で歌うのが緊張する!
こればかりは慣れるしかないという言い方もできますが、緊張をほぐすコツもあります。
まずは呼吸法ですね。
腹式呼吸で大きく息を吸って3秒止める。そして息を吸った時の倍の長さで息を吐きます。
これを繰り返すと体温が上がってきてガチガチの緊張はしなくなります。
どうしても緊張するという場合は、出番前にこういった呼吸法を試してみるのがオススメです。
後はイメージトレーニングも大切ですね。
普段行っているボイストレーニングのレッスン時にも、実際にステージに上がって客席を見渡している様子を想像してみるのがいいでしょう。
出来ればライブにお客さんとして来てくれる人を想像してみるといいですね。
意外なことですが、人数が多いから緊張するかと言えば、必ずしもそうではありません。
例えばお母さんに見られると緊張するな~と思っている人は、実際にお母さんが客席にいるつもりで歌ってみましょう。
本気で想像すると、それなりに緊張してくるはずです。笑
ボイストレーニングをしている時にすでに緊張感を味わえたら、本番に強くなっていきますよ。
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