こんにちは。ティールミュージックスクールの川崎です。今日はギターの伴奏が上手くみえるコツをご紹介したいと思います。
弾き語りの方もギターでボーカルをサポートする方も、少しでも参考になれば幸いです。
ギター伴奏はリズムが一番大切
- リズムキープをしよう!
その点、踵を使ってリズムをとるやり方ですと、床を叩いた時にもそこまで音が出ずに自分でリズムキープができるので安心ですね。
当たり前と言えば当たり前なことですが、ギター伴奏にとって一番大切なことはリズムをキープしながら演奏することです。
ギター伴奏が速くなってしまうと歌っている人も大変ですよね。
そこで、リズムをキープするためのオススメの方法は、足の踵(かかと)を使ってリズムをとることです。
足の指先でリズムをとると床を叩いた時にパタパタと音がしてしまい、ボーカリストや他のバンドメンバーの耳障りになってしまうこともあります。
- 16分音符を意識しよう
ギター伴奏ではストロークをすることが多いと思いますが、16分音符を意識してストロークをしてみましょう。
カウントをする時の1、2、3、4といった拍の頭ではなく、その1拍を4分割したものが16分音符です。その16分音符を正確に弾けるだけで、ギターのグルーヴ感はぐっと上がります。
では具体的にどこを意識すればいいのかと言いますと、ストロークのダウン⤵️とアップ⤴️を同じ速さでするということを意識するだけで大分変わります。
指弾きのアルペジオでは一つ一つの音がちゃんと等間隔で弾けているかを気にしてみましょう。
なんだそれだけかと思われそうですが、実際にレコーディングしてみるとこれが結構難しいのです。特に重力に逆らって弾くアップストロークはダウンストロークに比べて時間がかかることも多く、それが結果的に音楽的なモタりに繋がることも多々あります。
一度自分のストロークが正確にダウンとアップを刻んでいるか確認してみましょう。
指弾き、ピック弾きを臨機応変に使い分けよう!
ギター伴奏ではピックでストロークをしたり、指弾きでアルペジオ等を弾くことも多いかと思いますが、できるだけ多くの奏法を取り入れてみましょう。
同じようなテンポで同じようなストロークの曲が次々と演奏されていくと、全て同じ曲に聞こえてしまいます。
たとえコード進行やメロディーが違っても、なんとなく同じ曲に聞こえてしまうのです。
もちろん他にバンドメンバーがいれば別ですが、一人で弾き語りライブをする際や一人でボーカリストのギターサポートをする際は極力色んな弾き方を取り入れた方がいいと思います。
ストロークもブラッシングを入れたり、あえてブリッジミュートを使ってみたり等工夫することもできますし、下の動画のような親指で打音を入れるパーカッシブな奏法も、リズムミカルに聴かせる方法の一つとして有効です。
まとめ
いかがでしたでしょうか。私は以前アコースティックギターを片手に弾き語りで月10本近くライブをしていたのですが、その中でどうすればギター伴奏だけでいいライブが出来るを考えてきました。
バンドでしかできないリズムの見せ方をギター1本で表現できないかなとか、ピアノ伴奏のような優雅なコード感をギターで表現できないかなとか考えてるうちに自分のギター伴奏の技術も上がっていったと思います。
そういった意味ではギターに限らず色んな楽器やバンドの伴奏を聴くことも、ギター伴奏の上達のコツかもしれませんね。
是非みなさんも楽しくギター伴奏を練習してみて下さい!
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